みなさん、こんにちはこんばんは
イスラエルのエルアル航空は2020年3月に予定していた日本との直行便の定期運航開始を「4月4日に延期する」と発表しました
日本で新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受けた措置だそうです
イスラエルは24日以降、日本に過去14日以内に滞在した外国人の入国を拒否する措置を取っています
と、最新情報を前置きとし
前回の嘆きの壁の後は岩のドームがある神殿の丘に行ってみることにしました
そんな話
イスラム教
岩のドーム Dome of the Rock
イスラム教の聖地・岩のドームは神殿の丘(ハラム・シェリーフ)にあります
預言者ムハンマドが昇天(ミウラージュ)したのは、死という意味ではなく、岩の上から遠くの場所に一瞬にして移動したことを示しています
この昇天した部分にあった岩を保護するように西暦692年に礼拝堂が建てられ、以後何度か改築が加えられています
ドーム部分は内部装飾も含めて11世紀に再建されたものだが、これはほぼ創建当時のままのデザインです
岩のドームが建てられたところは、以前エルサレム神殿のあった場所でした
神殿の丘はユダヤ教とキリスト教の聖地でもあるため紛争が起きています
入場口の場所が分かりにくい
イスラム教徒の方は3カ所の入り口がありますが、他教徒の方はモロッコ門のみです
このモロッコ門が分かりにくい
嘆きの壁を正面にして、右側に進んでいくと出口があります
出口を出たらふりかえってください
今出たばかりの出口の一番右端が入場するためのゲートです
入場時間前であれば行列ができているので分かると思います
30分ほど前に到着していたのですが、先頭から8人目くらいでした
開場時には結構な行列となっていました
まぁ時間内には入れるんでしょうけど、セキュリティーチェックに少し時間が掛かりますので中で過ごす時間が減るのが嫌だなと思って早めに並んだんです
時間通りにゲートが開き、セキュリティーチェックを受けます
パスポートを持参していましたが提示する必要はありませんでした
(たまたまなのかは不明ですが)
嘆きの壁を眼下に見ることができる通路を歩いていきます
通路を通り抜ければ「神殿の丘」に到着です
神殿の丘を紹介
神殿の丘の入り口では、ノースリーブ・短パンで訪問してきた方に対して布を貸し出しています
神殿の丘には岩のドーム以外の建築物があります
アル=アクサー・モスク
入ってすぐにあるのが、アル=アクサー・モスク
「銀のドーム」と呼ばれています
イスラム教スンニ派にとっての第三の聖地
イスラエルにあるけど管理はヨルダンだそうです
ヨルダンは30年から40年程度で修復を行っているんだって
1969年にオーストラリア人のキリシタンが放火したそうです
根性あるよね
アル・カース・ファウンテン
銀のドームから岩のドームへ向かう道には、礼拝前にイスラム教徒が体を清めるための水場があります
ちゃんと椅子もあって老教徒のことを考えてる感があるよね
私たちでいうと、龍口のような感じかね
岩のドーム
そして階段を上がると岩のドームがあります
穏やかな雰囲気に包まれていました
あぁこれが岩のドームかぁと感傷に浸ります
遠くからも金色のドームが目を引きますが
近くで見ると輝きが眩しくて良い
8角形の外周にはトルコ製のタイルで綺麗な幾何学的文様に見惚れます
岩のドームがある場所は拓かれた広場になっています
最近よく使用する360度カメラの画像です
広場感が伝わるでしょうか?
私の頭頂部にハゲの予兆が出ていることは気にしないでください
岩のドーム – Spherical Image – RICOH THETA
こうなってくると内部が気になりますよね
教徒が中に入る瞬間をチラリと覗くチャンスがあったのですが、さっぱり分かりませんでした
イスラム教徒しか中には入れないので、こんなものを用意しました
お土産屋にあったポストカードです
中央に聖なる岩があるのが分かります
また、内部に聖なる岩の周りを巡回するための周歩廊をもつ二重構造になっていることも分かります
反時計回りに巡礼するそうです
ドーム部分の内壁の装飾画も生で見ると心奪われるような豪華な装飾と見受けられます
建設に際して刻まれた総延長240mに及ぶ碑文では、イエスの神性を否定はするものの、預言者であることを認めているそうです
少し驚きです
ユダヤ教からもイスラム教からもキリシタンの1人として扱われていたと思っていました
クリスチャンの方が教えてくださったので真意のほどは不明ですが…
出口ではライフル銃を持った警察が警備しています
イスラエルではごく日常的な光景でした
その先にはバザールがあります
そして、「神殿の丘」を一周した動画を載せておきます
ご興味あればご覧ください
以上、岩のドームがある神殿の丘の歩き方でした
イスラエルには成田空港から直行便が就航します
これを機に訪問してみてはいかがでしょうか
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます
下位中の下位でブログ村ランキングに参加中です
お時間ある時で結構ですので世界一周ボタンをポチッと押して励ましてください
よろしくお願いいたします