ヨルダン 世界遺産ペトラ遺跡は高くても行く価値あり過ぎ

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petra3 ヨルダン

みなさん、こんにちはこんばんは
世界一高い世界遺産入場料金を支払うペトラ遺跡
アンマンを早朝6:30に出発し、ペトラ遺跡に到着したのは10:30
日帰りのため復路のバス17時までの間に
インディージョーンズの世界を堪能する
そんな話

世界遺産ペトラ遺跡

ざっくりペトラ遺跡

紀元前1200年頃から、エムド人たちがペトラ付近に居住していたと考えられている
紀元前1世紀ごろからは古代ナバテア人の有力都市として栄え
紀元後1世紀ごろにローマ皇帝トラヤヌスが属州とし
660年ごろイスラム帝国の支配下となる
750年ごろにガリラヤ地震によって甚大な被害を受け衰退していく
1812年にスイス人探検家ルートヴィヒ・ブルクハルトによってヨーロッパに紹介された

ルートヴィヒ・ブルクハルトによる紹介以降、20世紀の頭から発掘調査が行われ始めた
2000年の調査段階でも、未だ遺跡の1%程度しか完了していないと推定されているおり、現在でも85%が未発掘だとか

入場料金

チケットオフィスはバスを下車しすぐある階段を降りて行った先にある建物かと思いきやペトラミュージアムでした
更にその先へ進んで行くとモニュメントの奥にあります

チケット売り場は誰も並んでませんでした
噂通りの1人50JD
本日のレートで約7,500円です
高杉くん
空港で引き出した半分を持って行かれます
日本語のパンフレットもあったので頂きます

無料のトイレを済ませたら左奥の入口に向かいます
チケットを見せていざ入場!

ペトラ遺跡の全体地図

最初はゆるい下りの砂の道
入場早々馬に乗る料金がチケットに含まれているから乗って行かないかと誘われますが悪質な詐欺やね、きっと
無視してそのまま進んでいきます
写真右奥に写っているジンブロックなど両サイドに見所が点在しています

シーク As Siq

いよいよ映像で見たことある両サイドが岩を切り拓いてできた道、シークに到着
1.3kmある岩のトンネルですね
シークは結構舗装された道です
グッとテンション上がりました
侵食された岩の形状が太陽の光を浴びた部分と影の部分の具合が凄くいい
立ち止まって見上げてしまってました

宝物庫エル・ハズネ Al-Khazneh

シークを歩いている間ずっと曲がる度に例のアレが来るのか?
まだ来ないー!ってなります
パンフレットには1キロ以上としか記載されてなかったので
そしてその時がやって来ます
宝物庫エルハズネ
シークの最後は突然現れます
始めて見る感動は1度だけですからね
動画の準備をしてゆっくりと歩を進めます
曲がった先に見えてきます
キター
全景が見えるとこれかぁって感動が凄い

砂岩の岩肌を彫って造られたものとは分かっていてもこれだけ精密に作られていることに感動すら覚えます

1 世紀初頭に偉大なナバテア人の王の墳墓として造られたものとされ、正面は幅 30 m、高さ 43 mもあります
宝物庫の由来は、1説によると盗賊たちが上にある壺に宝物を隠していたとされているそうですが、壺に空洞は無く砂岩だそうです

ペトラ遺跡2 – Spherical Image – RICOH THETA

これは久しぶりの登場、360度カメラ
目の前にはカフェもあります
また、対面の崖の上からの眺望も最高でした

崖上からの眺望は本当にオススメです

ローマ劇場

ローマ風建築物で保護されているのが、ローマ劇場
観覧席も全て砂岩を切削して作られていました

柵の向こうにどうやって入ったのかわからんが入り込んでいる人が何人かいました
誰も咎める事をしないのがこの国のスタンスでしょうか

王家の墓 Royal Tombs

ローマ劇場を過ぎて右手の丘の上にある「王家の墓」
熱暑の中登る階段は歩速が遅くなります
イランのホテルに忘れてきた帽子が欲しい

左から順番に4つの墓があります
宮殿の墓・コリントの墓・シルクの墓・アーンの墓

宮殿の墓の3階部分はペトラ遺跡の中でも珍しく積み重ねているそうです
バロック様式の宮殿に似ているから「宮殿の墓」だそう

「コリントの墓」はエルハズネに似ているように感じました
上の方は崩れてはいますが、3つのファサードがどこと無くそう感じる
コリント式のような柱があるから「コリントの墓」だそう

4つの墓の中でも一番小さいのが「シルクの墓」
ファサードの細かい縞模様があるため「シルクの墓」だそう

「アーンの墓」のアーンは壺のことだそうです
でもどこに壺らしきものがあるのかハッキリとはわかりませんでした

ビザンチン教会 The Church

「王家の墓」から下に降りずに奥へ進むルートがあったのでそちらを進んでいくと「ビザンチン教会」にたどり着きます
みんな下の道を歩いていますが、下からじゃ見えない位置にあったのでラッキーです

この教会だけは白いテントで保護されていました
多分床のモザイク画を保護しているんだろうと推測します

旧約聖書のノアの方舟の物語を表していて、乗せられたつがいの動物たちがモザイクで描かれているだとか
ハッキリと分かる床はロープで立ち入り禁止になっていますが、近くで撮影が可能です

列柱通り Colonnaded Street

「王家の墓」の下の道を奥に進んでいると通ることができる「列柱通り」
丘の上の教会側から眺めると一望できるのでオススメです
大神殿やカスル・アル・ビントなどが俯瞰で見れますから

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Great Temple
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Qasr al-Bint

中間地点

petra33

カスルアルビントを過ぎるとレストランがある場所に到着します
地図上では中間地点ではありませんが、炎天下の中ほとんど影のない砂の道を進んで来ていますので少しばかりの休憩が必要です
ロバたちも休憩していますよ

と、言っても休憩せずガンガン進みます
2リットル持ってきた水はこの時点でお湯となっています
入場してからまだ2時間しか経っていませんが暑過ぎる

ペトラ遺跡で注意が必要なことはロバ達のフン
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いたるところにあるんで気をつけてください

エド・ディル神殿 Ad-Deir

最深部にある「エドディル」を目指します

これがですね、かなりきつかった

petra18

ひたすらに階段を登っていきますが、その段数は800段あるそうです
クネクネと曲がりながら無言で頑張ります
思い残すことがないよう、時間の許す限り登ってみようと頑張ります

しんどく無い振りなんてしてられません
顎が上がり息を整えるのも大変です
なんせ運動嫌いのオッサンですから
途中からは降りて来る方達に「あとどれくらい?」と聞いている人の答えをダンボの耳のようにして聞いたりもします
人によって返ってくる時間が違うのでもう疑心暗鬼です
岩肌に座って休憩していると
「あと15分で到着だ、休むな」と
白人の男性に言われますが、その奥さんからは
「騙されたらダメよ、30分はかかるわよ」と
もうわかりません

はたまた、ツアーから逸れた日本人のおばちゃまが1人で通り掛かるアジア人に「日本人ですか?」と話しかけています
あとどれくらいで到着するのか聞いていましたが、あと30分とかかかるそうですよと聞いた話をそのまま伝えます
おばちゃまは復路の事を考えてリタイアする事を決意されました
誤情報だったらゴメンよ

これをずっと登って来た

やっと辿り着いた
中間地点からは45分しか経っていなかった

エドディルは修道院だったそうです
高さ45mで幅50m
ここまでの道のりを考えると感動も一入です

ペトラ遺跡 – Spherical Image – RICOH THETA

ここでも360度カメラを使用しました
対面の丘の上に登ったら素晴らしい眺望だそうです
どうしよう
帰りの時間もあるし、体力も無いし、暑いし
悩む

冗談です
登ります

petra40

登ってよかった
こっちの方が砂岩を削り出した感じが素晴らしい事この上ないです
本当によく作ったなと思える

内部が見たいですか?
ちゃんと撮ってありますと言いたいんですが、動画でしか無いです
写真撮ったつもりなんですけどね、見当たらん
すみませんが、内部とかペトラ遺跡の雰囲気を見たい方は動画を見てください

【ヨルダン】世界遺産ペトラ遺跡の雰囲気

帰りは2時間半でした
降りるのは楽
明日の足の筋肉痛が不安要素ではあるけれど

500mlのスプライトが3JD高すぎる
他の店に行ったら2USD
えっ急にドル!と思いつつもドルも持ち歩いてるんでこっちで購入
炭酸バカウマ

以上、ヨルダンの世界遺産ペトラ遺跡でした
ヨルダンはペトラ遺跡のためだけに来たので早々に出国します
イスラエルに向かいます

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます

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